「至連」 高野竹 15尺の魅力・・・綺麗な弧を描いております。
Y氏からのコメント
「至連」15.5尺総高野を「多摩川へら鮒センター」で使ってきました。
オーナーにお見せすると、「高野っぽくないね~」との反応が…。
これは誉め言葉で、「この竿はドローンとした感じが少なく思った以上に軽いね」という意味でした。
確かに改めて継いでみると、シャンとした感じがあり、持ち重りも少なく感じますね。
釣り方は底釣り、エサは両グルテンで釣り開始。
仕掛けをいつもより少し短めにして第一投。
矢竹よりしなりやすいですが、ブレが少ないため、振り込みがしやすいです。
エサ打ち開始20分、「ムズッ」と入ってヘラが乗ります。
通常、合わせと同時に穂先、穂持ち、3番と瞬時にしなっていきますが、
「至連」は、穂先、穂持ちまでしなって、わずかに遅れて3番がしなっていく感じです。
一枚目は結構デカイみたいで「グワン、グワン」と首を振りますが、3番から4番で吸収しています。
すると沖目でヘラが顔を出しました。
尺一寸の新ベラです。(最近多摩へらもこのサイズが結構います)
「至連」にはちょっと荷が重いサイズだと思いましたが、難なくコントロールするこ
とができました。
この後も2枚に1枚の割合で同サイズの新ベラが交じりましたが、
無理に引っ張りさえしなければ十分に対応できる強さがあることが分かりました。
竹竿を持って是非「多摩へら」へ行って見て下さい。
竹竿に優しい池です。