隠れ谷へ・・・紀州製竿組合 懇親釣り会
一年ぶりに「隠れ谷」で紀州製竿組合釣り会が開催されました。
朝方は霜も降りかなり冷え込みましたが10時頃からは気温も高く風もなく一日暖かくのんびりした釣りが出来ました。
竹竿の里として40年前に出向いた時と変わらず40年の想い出が戻って来たような気がしました。
前日には一年ぶりに「至峰」さん宅にお邪魔させて頂きいろいろな話を聞かせて頂きました。
今回の話の中で特に思ったことは「至峰」さん曰く・・・
何しろ人が8時間働くのなら自分は16時間働いて良いものだけを造ろうと思ったそうです。
倍働いたからと言って倍の本数ではなく良いものだけを世に出すと言う事を思って製作したと話されておりました。
また寝るときには明日の仕事の事を絶えず考えどうしたら良い竿が出来るかを絶えず考えていたそうです。
時には寝れない時もあったそうです。
職人の中の職人とは「至峰」さんみたいな方を言うのかも・・・
現在竿師さんも少なくなって来ておりますが一人でも職人の中の職人を目指してくれれば嬉しく思えてなりませんでした。
葉書まで感謝感謝です。
14尺の「玉成」軟式を使いました。
やわらかい竿はやり取りが面白く感じますね。
来年も「紀州製竿組合」釣り会を開催してくれると嬉しいのですが?